【半月傾向】怒りをコントロール出来ない人の怒りを減らす方法はリフレーミングが効果的!
怒りのコントロールって難しそうですが、案外簡単だったりします。
と言うか、一発で出来るようになるものではなく、練習を重ねる中で徐々に出来るようになるものだと思います。
自分の怒りをコントロール出来ない人は、人生を無駄にしていると思う。
直ぐに怒ってしまう人のことを昔は「瞬間湯沸かし器」と言っていました。
昔の人の言葉なので今はもう死語かもしれませんね(笑)
他の記事でも説明した事が有りますが、怒りの感情と言うのは、一瞬で出てくるものではありません。
怒りの前に「残念な気持ち」が有ります。
その「残念な気持ち」が処理できなかった時に更に気持ちがエスカレートして【怒り】の感情にステージアップします。
直ぐに怒ってしまう人はこのプロセスが一瞬で進んでしまう人なんですね!
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今までの人生経験の中で、反復練習をする様に、「残念な気持ち」から直ぐに【怒り】へと昇華する練習を繰り返してきた賜物なんですね。
その事については、善いとか悪いというジャッジは必要ありません。
それまでの生きてきた環境によってそれが当たり前の世界にいたので、ある意味その人にとっては【常識】だったのかもしれません。
しかし、大人になった今は自分で望む方向に自分で舵取りをしてコントロールしても良い時になりました。
もしも、「瞬間湯沸かし器」の自分を変えたいと思うなら、それは簡単に変える事が出来ます。
簡単と書きましたが、「一瞬で」という意味では有りませんよ(笑)
時間がかかるけど「簡単に」出来るという意味です。
その方法とは?
ズバリ【リフレーミング】です!
ズバリ過ぎましたか?(笑)
リフレーミングとは、今自分が見ているフレーム(枠)を変えて、違う見方、解釈をしてみる。
という作業になります。
解釈が変われば意味づけも変わります。
私たちの行動は感情によって起こりますが、その感情は目の前の事象に対する意味づけから来ます。
つまり、逆説的に言えば、
意味づけを変えると、
その事象に対する感情も変わり、
感情が変わると、
感情に対する行動が変わります。
行動が変われば、
行動に対する結果が変わります。
つまり、自分の望む結果を得たいなら、
逆算して行動を変えれば良いし、
感情をコントロールすれば良い。
そして、今までと違ったフレームで物事を捉える事で、
今までと違った結果を得る事が出来ます。
「言うは易し」ですね(笑)
つまり、
怒りを減らすにはリフレーミングが効果的!
と言う事になります。
リフレーミングを習得するには、練習あるのみです!
リフレーミングを習得するには、先ずは自分の事を客観視する練習をしてみましょう。
今の自分はどんな気持ちなんだろう?
と、振り返る事で時間的な余裕が出来ます。
この少しの時間を利用して、
なぜ怒っているのか?
何に怒っているのか?
その怒りの感情の前にはどんな「残念な気持ち」が有ったんだろう?
その残念な気持ちのまま、次のステップに進める事で、怒りのステージに進まなくて済みます。
そのステップとは、【アイメッセージ】と呼ばれるものです。
ここで言う「アイ」とは、「愛」と言う人もいますが、英語の「I」(アイ:私)を意味します。
I(アイ)メッセージがあるなら当然、You(ユー:あなた)メッセージも有ります。
I(アイ)メッセージとYou(ユー)メッセージの違いは、どちらの立ち位置で発しているか?
と言う事です。
You(ユー)メッセージ
You(ユー)メッセージで相手の事について発している場合は、受け取った人は、自分の事を指摘されているので不快に思います。
そうすると受け入れるどころか、反発したり、逆に怒りを覚えたりして、お互いに戦闘態勢に入ってしまい、悪循環となってしまいます。
心理学ではこの事を【心理的リアクタンス】と言います。
自分の事を他人から言われると反発したくなると言うものですね。
(長くなりましたのでここでは詳細については省かせてもらいます)
I(アイ)メッセージ
相手に自分の想いを伝えるメッセージです。
私はこう思う。
こんな風に「残念な気持ち」になってしまった。
など、自分の状態などを伝えます。
この場合は、受け取った人は自分の事を指摘されているのではないので、話を聞いてくれます。
そして、自分の行動や言葉によって目の前の人が「残念な気持ち」になってしまった事を知る事が出来ます。
そのプロセスが理解出来たら、自分の事を自分でコントロールして、望むべき状態に持って行こうとしてくれます。
これらのことは、大人に限った話ではありません。
効果があるのは大人だけじゃない
子供に対しても同様に、怒る前にあなた自身がどう想っているのかをI(アイ)メッセージでお子さんに伝えてみてください。
あなたが悲しんでいる事を知れば、自分の事を省みて、
どうすれば良かったのか?
これからどうすれば良いのか?
などを自分で考えて、行動に移す事が出来るようになります。
「幼児だからまだ早い」
なんて思わないでくださいね!
小さなお子さんでも既に人格形成は始まっています。
そして、【自分】という人間を自分で創っている最中でもあります。
ただ、幼い子どもがひとりでするのは大変なので、周りの大人は、手出し、口出しをするのではなく、、、
子供たちの心の声、
の声に応えてあげて欲しいと思います。
■■おわりに■■
今回の記事のテーマ「怒りのコントロール」については、何度か触れて来ましたが、いつもよりも長くなってしまいました(笑)
ちょうど書きたいと思っていたら、友達のブログでこの話題を取り上げていました。す
と言う事は、今、宇宙から送られて来ているのを何人かの人が受け取っているのかもしれません(笑)
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正義くん
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