【引き寄せの法則】とモンテッソーリ教育
【引き寄せの法則】の本p228〜「2人が同じものを取り合う状況をどう捉えればいい?」を読んでいてモンテッソーリ教育の競争に関する考えについて思い出していました。
モンテッソーリ教育と「競争」
私がモンテッソーリ教育を学び始めて、モンテッソーリ教育を取り入れている幼稚園や保育園を見学させていただく中で、
「競争」についての考え方がモンテッソーリ教育を取り入れていない園と違うことを知ります。
競走することで1番になって賞賛されるのは1人だけ。それ以外のみんなは「負け」となりますが、
モンテッソーリ教育では「負け」が有りません。
それぞれが自分の力を出し切って頑張ったことを賞賛します。
この考えに異論を唱える人も多いと思いますが、各園では色々な工夫をしていました。
同様にモンテッソーリ教育では普段から「アメとムチ」を使いません。
それは、「褒められるからやる」とか、「怒られるからやらない」のではなく、
「自分が良いと思ってやりたいからやる」「自分で選んでやる」と自主性や自律心を育むためです。
これらのことを思い出していると、宇宙の法則、【引き寄せの法則】に合致していたんだなと改めて気がつきました。
モンテッソーリ教育自体がイタリアで初めての女性医師となった、マリア・モンテッソーリが神様から受け取ったインスピレーションにより発見した子どもの秘密に基づく教育法なので、宇宙の法則に沿っているのは当たり前だったのかもしれません。
生命の衝動と内なる存在
モンテッソーリ教育を学ぶ最初の雑学ではマリア・モンテッソーリが発見した、子どもの中にある生命力の衝動について学びます。
その生命力の衝動を今の言葉で言うと「内なる存在」と同じものかもしれません。
その内なる存在に従って生きようとすると、周りの人間から邪魔が入ります。
その周りの人間とは、多くの場合身近な両親や家族、親友や教師など、自分のことを愛してくれている存在でもあります。
それらの人間が自分が経験したことや知っている知識から、私たちのことを想ってアドバイスをしてくれたり、先手を打って何かをしてくれたりします。
が、神様は人間が色んな経験をして欲しいと願っているので、その人の経験を取り上げる様なことをしてはいけません。
「ママ、ひとりでするのを手伝ってね」
モンテッソーリ教育では、「ママ、ひとりでするのを手伝ってね」と、子どもたちは自分で出来る様になりたいと願っていますが、周りの大人たちはついつい手を出し、口を出してしまい、ここで子どもと大人たちとの戦争が起きてしまいます。
【引き寄せの法則】の本の中でも似たような事が書いてあります。
宇宙の拡大のために人はそれぞれ違う経験をしようとしている。
だから、自分の求めているものをありのままに受け取ることに集中し、
他の人がその人のありのままを受け取ることを、ありのままに受け入れる。
そうする事で争う必要もない。
正義くん
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